オイコノミア「又吉直樹の経済大喜利」(NHK教育)
今までの経済学の知識を大喜利形式で紹介。
share=共有する
お題:こんなものをシェアしてみたい
例:シェア傘→いろんなところに傘があればよさそう
「お財布」:給料をシェアすることで、お互いに仕事をチェックするようになる
「携帯の充電」:隣の人と電気をもらう。技術的にはできそう
「思いで」:先に事前に思いで話をすれば、実際に話をするときに乗り遅れなくなる
「仕事」:得意な芸能仕事をチェンジ。
フォーカルポイント
お互いに示し合わせたわけでもないのに、予想が合致するような対象のこと
例:渋谷で待ち合わせといえば、ハチ公前
「デブの服装のフォーカルポイントはオーバーオール」:きつくない
「いい女性のフォーカルポイントはオーガニック」
広告
2012年:広告業の売上:5兆4235億8700万円 → GDPの約1%
情報提供的広告=価格や使い方など商品の基礎的な情報がわかる広告 → 社会に利益をもたらす
説得的広告=具体い的な情報を含まずイメージなどで一時的な購買意欲を促す広告 → 社会に利益をもたらさない
例:口臭予防の広告:いままで気にしていなかったのに気にする女性が増えて社会問題になった
お題:あったらいいやだこんな広告
<あまりおもしろくなかったので割愛>
インターネットの広告
検索連動型の広告、キーワードに対してお金を払って、それが検索されたときに広告を出す。
お題:どんなキーワードでパンサーの広告を出したい?
「ジャングルポケット なかよし」:売れているジャングルポケットを利用する
ノーベル賞
経済学賞も追加。賞金はスウェーデン銀行が全額負担している。
以来以上に多くの経済学賞が出てきた。
お題:建設する住民投票が行われました。
「何も建設しない」<「体育館建設」
「図書館の建設」<「何も建設しない」
だったのに、
「図書館建設」>「体育館建設」
なぜ?
答え:
投票のパラドックス
住民が3グループいる場合におこる。
それぞれの順位が以下の場合、
Aグループ:図書館 > 体育館 > 何もしない
Bグループ:体育館 > なにもしない >図書館
Cグループ:何もしない > 図書館 > 体育館
なし vs 体育館→C vs A+B → 体育館の勝ち
図書館 VS 何もなし → A vs B+C → 何もなしの勝ち
図書館 VS 体育館 → A+C vs B → 図書館の勝ち
一人の人が選ぶときは首尾一貫した好みが持てる。
グループの時はこのようなことが起こる。
社会の中では、首尾一貫したものはできない = アローの不確定性の原理
所感:
おお、パラドックス面白い。
何か順列を作る時には注意しないとだめな話になってる。
まあ、実際は順位だけでなく、度合いもあるので、順位は決まりそうだけどね。