Garmin Edge での履歴を編集して Garmin connect にアップする方法

私は、Garmin Connectで走行履歴をアップロードしています。こういったブログで紹介することも簡単なので。でも、気を付けてくださいね、自宅を表示してしまう人結構多いです。途中で立ち寄った郵便局とかは余計なので消したいとかありますよね。

ガーミンコネクトとシクロスフィアで自宅を非表示にする方法

ここでは、なるべくデータを損なわずにGPSの走行ログを編集する方法をお教えします。もっと良い方法をご存知の方、お教えください。

私の環境は、Garmin Edge 500、Windows 7ケイデンスセンサあり、心拍計なしです。

利用するのはGarmin BaseCampです。使いにくいけどそこは我慢。

Garmin Traning Centerは、トラックの削除ができます。でも、GPS履歴ポイントごとの削除はできないので、細かな編集ができないのです。ものぐさな私が、トラックを作っているわけもないので、あきらめました。

Garmin Connectの設定

アクティビティの公開範囲を自分のみにしておきます。

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Garmin ExpressでGarmin Connectと同期してアップ

Garmin Connectにアカウントを作ると、Garmin Expressというソフトをパソコンンに入れるように勧められます。おそらくみなさん入れていると思います。このツールは、デバイスの更新、Connectに接続してデータの同期とをしてくれるので、ものぐさは私には最適。接続して、緑のくるくるボタンを押すと勝手に同期してくれる。

 

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Garmin Connectで内容確認、何もなければそのままOK

Garmin Connectのアクティビティを開くと、新しいものが追加されています。新しいアクティビティに追加されています。ここで内容を確認しOKなら、アクティビティ名を編集して、そのまま公開します。

*1

Garmin Connectで内容確認、ダメそうならダウンロード。

アクティビティを確認後、ダメそうな場合、オリジナルデータをダウンロードします。Zip形式を解凍すると、fit形式のデータが出てきます。

このとき、元のデータの以下の情報をメモっておきます。

距離、最高速度、平均ケイデンス、最高ケイデンス

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Garmin BaseCampで、fit形式データを読み込む

このソフトには、デバイスと同期する機能もあるので、そちらから編集してもいいですし、上記のようにダウンロードしたものを編集してもいいです。ここではダウンロードしたデータを読み込むことを想定します。Base Campでインポート。

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 Garmin BaseCampで、GPSログを編集

 このツール残念ながら、使いにくいんです、、、。ここまで勧めておいてごめんなさい。手ほどきが必要です。

まずは、地図を見やすくします。Open Street Map(略称OSM)を使います。

能書きはいろいろあるのですが、とりあえず。以下のページから、Mapsource Installerをダウンロードしてインストール。

OSM Map of Japan for Garmin Devices

 Download->Download japan.exe (Mapsource installer)

BaseCampで、地図を変更する。これだけでかなり違います。

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1、インポートしたデータをダブルクリック

 →画面が走行した全体の地図に変わります。おまけに、GPSログが表形式で出てきます。

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2、不必要なポイントを複数選択して削除すれば、OK。

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地図の拡大縮小→左上の大きな三角形の近くにマウスをあてると、それらしいものが出てて来ます。

なんとポイントの追加までできてしまいます。電源を入れ忘れていた地点を途中に追加したいときにも使えます。時間などは編集できませんし、なにより追加機能は使いにくいので、お勧めできません。

3、データをgpx形式でエクスポート

データをエクスポートします。ただし形式をgpx形式にしてください。tcx形式だと、温度データが反映されないので、せっかくデータがあるのに失われてしまいます。

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Garmin Connectでインポート

 アクティビティ一覧の手動アップロードからデータをアップロードします。

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アクティビティを編集

ここで、残念なお知らせです。GPX形式の場合、基本情報のうち、距離が1000分の1になります(単位が間違ってる!)。あと、最高速度や平均ケイデンスなどはデータにない。ここを手動で解決します。

アクティビティ種類→サイクリング、アクティビティ名→適切な名前自由に。

先にメモっておいた、距離、最高速度、平均ケイデンス、最高ケイデンス

保存ボタンを押して完了。

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データ内容を確認して、公開!

あとは、データを確認して、公開するだけ。

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最後に

それなりに、面倒ではありますが、慣れれば簡単になります。

私の場合、時々修正するのに使っています。

いろいろ、試行錯誤してみましたが、ポイントは以下。

  • GarminConnectのアクティビティの種類をサイクリングにすること:こうしないと、ケイデンスや温度のグラフがでてきません。
  • TCX形式データは、温度データがない:ダウンロード時にTCXにしてしまうと、そもそも温度データが表示されません。重要じゃない人には、どうでもよいことですけどね。TCX形式データについては、興味のある人は以下をみてね。

    TCX (トラック、ハートレート、ケイデンス、カロリー)
    http://en.wikipedia.org/wiki/Training_Center_XML
    TCX provides standards for transferring heart rate, running cadence, bicycle cadence, calories in the detailed track. It also provides summary data in the form of laps.

    http://www8.garmin.com/xmlschemas/TrainingCenterDatabasev2.xsd

もっといい方法があったら教えてください。

*1:最近、アップロードしたあと、勝手によくわからないアクティビティ名がつくのですが、私だけでしょうかね。規則を知りたい。