RaspberryPI 事始め
おもしろそうだったので、これを買ってみた。
ついでにこっちも。
Raspberry Piクックブック (Make:PROJECTS)
- 作者: Simon Monk,水原文
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2014/08/23
- メディア: 大型本
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先にRaspberry Pi クックブックを一通り読んでから、日経のムックが届く。
これからムックの手順で進めていこうと思う。
Raspberry Piクックブックの書評
ハードに弱く、何ができるかわかっていない私には、非常によかった。
発光ダイオードのつなぎ方から、サーボモータ制御まで、非常に簡単ではあるけど、それぞれがレシピとして紹介されている。一番いいと思ったのは、足りない部分は参照先の別のレシピを丁寧に紹介していること。たとえば、シリアル接続を有効にしないといけないレシピには、その参照先レシピがどこにあるか、文面の中で触れられている。次にいいなと思ったのは、それぞれの電子部品の配線の解説、時には理由まで触れられていること。たとえば、発光ダイオードの前には抵抗を置く理由や有効な抵抗の大きさまで書かれている。中学校の技術の授業や高校の物理を思い出す、、、はるか遠い記憶。
というわけで、複雑な回路を組める人には必要ないでしょうね。ソフトからRasberry Piに入る人にはお勧めです。クックブックと書いてありますが、複雑なことをしているわけではないので、初期段階で読めると思います。
日経のムック本セット内容
箱を開けて中身確認。ちょっと奮発してカメラモジュールセットを購入。Raspberry Pi B+、カメラモジュール、各種電子部品。そして、ムック本。
ラズパイマガジン 2015年春号 (日経BPパソコンベストムック)
- 作者: 日経Linux
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: 単行本
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Raspberry Pi B+ セットアップ
必要なものはなにか
日経のムックのセット以外に必要なものは以下。
- mini SDカード Class10 8G以上 (16Gを購入)
- HDMIケーブル (あったものを再利用)
- ディスプレイHDMI入力付き (PC用を利用)
- USBキーボード、USBマウス (PC用を代用)
- LANケーブル、ネットワーク (ケーブルは既存、ネットワークはPC用を利用)
- USB MiniAケーブル電源用 (あったものを利用、PCと接続)
ということで、結局私が購入したのはmini SDカード 800円くらいだけで、ほとんど既存のものを再利用。たぶん、一番面倒なのはディスプレイかもしれない。HDMIとディスプレイの変換アダプタがあるはず。でもこれって、最初しか要らないので、ちょっと足踏みするかも。
手順は簡単。
- PCでmini SDカードにセットアップ用プログラムNOOBSをコピー
- miniSD をRaspberry Piに挿入。同時に、ディスプレイ、マウス、キーボード、LANケーブルもつなげる
- Raspberry Piの電源を入れる(PCからUSB mini Aをつなげる)
- 自動でセットアッププログラムが始まるので、RASPBIANを選択。あとは自動。日本語にセットしておく。
- 必要なプログラムを入れたりする(IP固定、VNC Server)
このうち、1,2,3,4あたりは、いろんなところにあるので、そちらを参照のこと。
電子工作世代にブーム 超小型PC「ラズベリーパイ」 :日本経済新聞
RaspberryPi - Raspberry Pi Model B+セットアップ - Qiita
必要なプログラムを入れたりする
以下は、おもにRaspberry Piクックブック (Make:PROJECTS)に書いてあったことで、必要そうなものだけピックアップ。
まずは、アップデート。
pi@raspberry ~ $ sudo apt-get update
次に、IP固定。
pi@raspberry ~ $ sudo nano /etc/network/interfaces
iface eth0のあたりを以下に編集する。IPアドレスとネットマスクとゲートウェイは自分の家のものを使う。viでもできるはず。
iface eth0 inet static
address 192.168.1.200
netmask 255.255.255.0
network 192.168.1.0
broadcast 192.168.1.255
gateway 192.168.1.1
編集後、再起動。
pi@raspberrypi ~ $ sudo reboot
あとは好みで、vnc serverを立ち上げを確認。
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install tightvncserver
pi@raspberrypi ~ $ vncserver
httpサーバインストール。
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install lighttpd
ここまでできれば、とりあえず一通りは終了。いったん電源を切る。
pi@raspberrypi ~ $ sudo poweroff
あとは、リモートからアクセスできる。ディスプレイ、キーボード、マウスは外す。
いったん USB miniAを抜いて、もう一度入れる。赤いPowerランプ、緑のアクセスランプが落ち着いた頃に、以下で確認。
- Webサーバ確認。ブラウザで、http://192.168.1.200/にアクセス
- SSHクライアントで接続してログインを確認。vncserverを立ち上げ。
- VNCクライアントで接続して接続を確認。
でこんなかんじ。debianと遜色なし。すぐできた。
とりあえず、今日はここまで。