サイクルコンピュータと互換性

実は、サイクルコンピュータをまだ買ってなかった。いまは、スマホでRuntasticを入れて代用している。

サイクルコンピュータというのは、距離や速度、ケイデンス(ペダルの回転数)などを測り表示するための機械。なので、上記のものを計測するセンサー部分と、これらの情報を受信して計算して表示するコンピュータ部分に分かれている。センサー部分とコンピュータ部分を無線で飛ばすものが最近の主流。

いろいろ調べていると、結果的に一番安いのは、cateyeのCC-VT210W 3000円くらいのようですね。

キャットアイ(CAT EYE) VELO WIRELESS+ サイクルコンピュータ CC-VT210W 

ケイデンスを測れるものまで入れると、CC-RD410DW 9000円くらい。一気に跳ね上がる。

キャットアイ(CAT EYE) CC-RD410DW [ストラーダデジタルワイヤレス]

 こんなに値段差があるのですね。部分的に買い足すことってできないのかね。

センサー部とコンピュータ部って一緒に購入したあと、壊れちゃったり、センサーを追加したりできないのかいと思って、少し調べてみた。

 

互換性

 センサー部とコンピュータ部の間には通信の規格があるようです。主には以下の3つ。

1、独自仕様

ほとんどのサイクルコンピュータの通信規格はメーカー各社の独自仕様。これらはメーカー間の互換性なし。

2、ANT+

フィットネス機器などを中心に制定されたもの。以下が詳しい。

第508回:ANT/ANT+ とは - ケータイ Watch

ANT+ - Wikipedia, the free encyclopedia

サイクルコンピューター

3、Bluetooth LE

こちらは各種センサーを低電力で動かすために作られたもの。Bluetooth 4.0はこの規格を基盤としている。以下が詳しい。

第511回:Bluetooth Low Energy とは - ケータイ Watch

サイクルコンピューター

 

で、実際には、コンピュータ部は、独自仕様にしか対応できないものがまだまだ多く、これらは他社センサーとの互換性はない。互換性を意識したものはANT+対応。センサー部も、独自仕様が多いのですが、互換性があるものでの主流はANT+のようです。最近やっとBluetooth対応が出てきた感じでしょうか。

たとえば、コンピュータ部のANT+対応。CAT EYEシリーズでは、最上位のモデルだけがANT+対応。GIANTでは NEOS PRO、NEOSはANT+ 対応。ANT+の規格制定に参加しているらしいGarminはEdge 500系とEdge 800系。Polarはない。BONTRAGERは、NODE2.1とNODE1.1。Topeakはない。

Bluetoothに対応しているコンピュータ部(表示部だけも含む)は、GarminのEdge 810J、Wahoo Fitness RFLKT for iPhoneWahoo Fitness RFLKT+のくらいですかね(Edge 810JとRFLKT+はANT+センサーをブリッジできるコンピュータ部はスマホで代用する利用が主。センサーとスマホBluetoothで接続し、スマホにアプリを入れて使う。アプリ比較は、このページがよさそうです。

androidのスマホをサイクルコンピュータにする|のーてんきぶろぐ

Bluetoothに対応しているセンサー部は、TOPEAK  PanoBike Bluetooth Smart Speed & Cadence Sensor、Wahoo Fitness スピード・ケイデンスセンサー Blue SC for iPhone、Century HACALO!(ハカロー!)サイクリングセンサー。こんなもんでしょうか。

 

スマホの普及でBluetoothが世の中にかなり普及してきたことを考えると、今後はBluetooth対応が主流になるのではないかとも思われますね。

 

で、わたしの選択肢.。

1、Bluetoothセンサーだけ買う。スマホサイクルコンピュータとする。

 たとえば、TOPEAK  PanoBike Bluetoothでだいたい5000円くらい。アプリの有料版で1000円くらい。

2、Bluetoothセンサーとコンピュータ部をスマホとし、表示だけできるものとする

 これの場合、上記に追加して、Wahoo Fitness RFLKTで15000円を追加としたいところですが、こいつは、iPhone用と書いてある。わたしが持っているAndroidには対応できないかな。

3、独自仕様のケイデンスセンサー付きのものにする

 たとえば キャットアイ(CAT EYE) CC-RD410DW 。これで9000円。

4、ANT+対応のコンピュータ部とセンサーとする。

 私の場合、これはない。いままでの資産も持っていないし、今後Bluetoothが主流になると思われるので。

 

 ということで、1がよいでしょう。